旬の食材

7月1日ウッドデザインパークで予定している開院記念イベントのテーマは「虫ジビエ」。
虫ジビエといっても、虫は食べません。
自然の中で食事(バーベキューや、ジビエお子様ランチは大人も楽しめるもの)をしたり、水遊び、そして虫取りイベントも開催される予定。
その中で、「ははのわ」は、バランスボール、ヨーガ、ストレッチ、抱っこ教室、整体、ロミロミ、とフル回転で楽しめるように計画中!

さて、昨日は小牧の実家へ行きました。
ははのわで梅干しが作りたかったのです!
しかし遅かった!
全て母が下処理を済ませていました。

母特製の梅ジュースを試飲。
「うん、美味しい」
でも、今年は梅ジュースと梅干、梅酒も作る予定でした。
言い訳ですが、開院準備で出遅れました。
やはり、いつも思うけど、思った時に行動しないといけませんね。


落ち込んでいる娘をみて母が渡してくれた下準備だけ済ませてある凍った梅と、採りたてのビワと桃、そして育ち過ぎのきゅうりを車に積んで再び岡崎へ。
来年は出遅れないようにします。

ところで、果物などの甘いものやケーキをみていると、いつもママ達のことを思い出します。
お腹の赤ちゃんのために、妊娠中の食事に気を付けて、過ごす。
その後は、赤ちゃんのために授乳中の食事に気を付ける。
それはとても素晴らしいことで、大切な事だと思います。
例えば私自身、母親として、ママ友と集まってお食事をする事も少なくはありません。
そして、助産師としてママのお話をお聞きするときも、多く会話に出てくるのは「授乳期の食事の制限」についてです。

コーヒーは、やっぱりデカフェで、ケーキや天ぷらなど油物はダメ、というもの。もちろんアルコールも×。
妊娠高血圧症や妊娠糖尿病のお母さんの場合、ある程度のカロリー制限や食べる物の注意は妊娠前に準じて行う必要はあるけれど、ベビーのお世話と平行して行っていくのは大変な事でしょう。

私もお酒は好きですが、お酒の好きなママでもワインやビールなど、本当は心ゆくまで飲みたいところを、一滴も飲まずに頑張っている人も少なくはないでしょう。
少食の人や、偏食の人も、妊娠・授乳期には嫌いな肉やお野菜もできるだけ食べるようにしている方もいます。

そんなママたちの姿を見ていると、私はいつも感動し、頑張っているママの事を尊敬もしますし、赤ちゃん思いの素晴らしい行動だなぁと思っています。
その行動は無意味だなんて思っていませんし、少しの注意は必要です。でも、そこまでしていれば十分かなぁ?とも思います。
とにかくそんなに頑張っているママに感動。赤ちゃんからしたら感謝ですよね。

でも時々、本人が気をつけているのにも関わらず、周囲からそれ以上の制限を要求されたり、「ケーキ、揚げ物、肉なんてダメだ」と、追い打ちのように食事制限の必要性を説かれたりする場合も多くあるようです。
そして何かトラブルがあったときには、「何を食べたの?」「ケーキが原因でおっぱいがつまったのよ」と叱られた、という経験がある方もいるようです。
母親の食事のせいにする…そんなことは起こってしまった問題の解決には役立たないでしょう。

あまり厳しい栄養制限をすると…
ママが心配になり、早く母乳育児を手放す理由にもつながりやすい。
不要な反省の気持ちや、食べた時の罪悪感にまでなったりしてしまうという弊害が大きいのではないでしょうか。

美味しそう、食べたい、と思う。
好きなものを食べる。
美味しい、楽しい、と思いながら食べることは、
「オキシトシン」を引き出す力にもなります。
オキシトシンはご存知の方が多いようですが、
作られた母乳を赤ちゃんにより多く届け
お母さんの気持ちをリラックスさせ、
育児に起きるいろいろな問題を乗り越え易くする効果があるといわれています。

食べたい時に食べる。
例えば今旬のものを美味しい時期に、美味しいと感じる幸せを感じる時間大切にして、
赤ちゃんとご家族との時間を大切に、笑顔で過ごしていただきたいなぁと思います。

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