心地よい秋空の中、来てくださった5カ月のかわいい女の子です。
Yちゃんはママにとっては2番目のお子さんです。ママは母乳で育てようと今まで頑張り、現在は母乳と1回の離乳食です。
今日は
10時来院 体重測定後Yちゃんのタイミングで授乳開始です。最近授乳中にすぐにおっぱいをはずしてしまうと。はなしてはまた吸うことを繰り返してしまい、しっかり母乳を飲みとってくれないとのことです。助産院での授乳の様子はいつもよりは比較的におっぱいは持続して吸っている様子でしたが、徐々に普段の様子がみられていました。「この姿勢はどうかな?」「こんな角度はどうかな?」「この方向はどうかな?」とゆったりとお子さんとママのペースで進めていきます。
乳腺炎や乳管閉塞を経験しているママなので普段からあまり添い乳などはせず深く吸着させるために姿勢はやや前に腰を曲げて授乳されていたそうです。腰痛・肩こりに悩まされています。
12時授乳も終わりママがリラックスできるようハーブティーを入れておきます。すこしおやつも準備。Yちゃんが眠ってくれているのでその間に乳房マッサージを行います。1週間前に乳管閉塞で胸が痛かったママ。その後毎日搾乳と頻回授乳でセルフケアされていたそうです。
肩こりがひどく、特に頭痛もあるとのことでボディケアを行い全身を緩めてリラックス。帝王切開後の創部のご相談やその他普段家事・育児で頑張っている体の調子を伺い、その後のケアを話し合います。産後ママは自分のカラダよりお子さんたちのことが優先でどうしても無理をされています。担当の助産師(かかりつけ助産師)と定期的に話し合うことで、助産師と過ごす時間だけはママの自分自身のココロとカラダと向き合う時間にして、ママの心身のケアをするべきだと思います。
「ママの元気はお子さんの元気の源」と私はいつもママにお伝えしています。
私自身どうしても無理をしてしまい、限界が来てしまった時に本当に反省したことがありました。そうならないためにも皆さんにはご自身の心身を大切にしていただいて、是非育児を楽しんでいただきたいと思っています。
13時ティータイム後にご帰宅です。
母乳育児相談ってそんなに長時間??と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
助産師の育児相談・母乳相談は、その親子によって内容は異なります。
でも多くの場合マッサージだけ行っても、一番重要なのは普段のママと赤ちゃんの授乳の様子。だから授乳の様子を見守る、不快な状態があればその点を改善できるようにお手伝いをさせていただくことが一番の問題解決も近道であることが多いのではないかな・・・と思っております。
もちろん、お急ぎの方は遠慮なくおっしゃって下さいね!!!短時間ご希望の方も対応可能です(^^)/